残価設定型クレジットのメリット
僕にとって残価設定型クレジットの最大のメリットは、毎月の支払い額が少なくて済むということです。
というのも、自動車を購入するにあたり頭金0円で、返済額を全額ローンで支払うことになるからです。
日産のウイングロードを残価設定型ローンで購入したのですが、月の返済額は4,000円です。
同じ金利で普通にローンを組めば、月額返済額は36,000円ぐらいです。
月額にして3万円以上の違いがあります。
もちろん月額返済額だけを単純に比較してもだめなのですが、実際に毎月支払う金額として考えるとかなり大きな違いがあります。
このように残価設定型クレジットは、毎月の支払い額がことが最大のメリットです。
しかし、この最大のメリットにも大きな注意点があります。
■実はそんなにお得じゃないのかも!?
それは残価設定型クレジットの支払い方法にあります。というのも、どうしてこれだけ毎月の返済額が少なくて済むかというと、最初に設定した下取り価格を差し引いた残額でローンを組むからです。
このように書くとローンの中に下取り価格が含まれていないように思うかもしれませんが、実は一番最後の最終支払い回の金額は下取り価格の金額が設定されているのです。
つまり通常のローンと総返済額は同じで、支払いの大半を最終回に残してそれ以外の支払い回の金額を抑えるという支払い方法なのです。
だから決して金額がお得になるというわけではなく、最終回以外の月額支払いが抑えられるというだけなのです。
もちろんこれも最終回の支払い時に決める3つの選択次第ではお得と言えます。
残価設定型クレジットで購入した車を、
①新車に買い換える
②車を返却する
③車を購入する
の三つから選択することとなります。
①と②を選んだ場合は、最終的に自分の車にはなりませんが月々5,500円でウイングロードに乗れたと思ったら安いと思います。
その車を購入しようとした場合は、残額を支払わないといけないのであまりうまみはないような気がします。
残価設定型クレジットの特徴をよく理解して、自分のカーライフに合わせて利用できるようであればメリットは大きいと思います。
私の場合は1人目の子供が生まれた時に残価設定型ローンを組んでウイングロードを購入しました。
ちょうど3年後には2人目が生まれているかもしれませんので、生まれていればセレナのようなファミリーカーに乗り換えようかと思っています。
家族構成が変わりそうな場合は、結構得に利用できると思うんですけどね。
一般的な自動車ローンと比較してどっちがお得かしっかり考えてみるようにしましょう。